「リハビリの仕事、心も体もきつくなってきた」
「このまま定年まで働ける気がしない…」
そんな不安を感じていませんか?
毎日追われる単位ノルマ、残業続きで蓄積する疲労、毎日の移乗動作で悲鳴をあげる腰。
いつも他職種の顔色を見ながら動き、家族からの期待と不満を一身に受けるプレッシャー…。
心も体も限界を感じながら、それでも働き続けるしかないと自分に言い聞かせている方は少なくありません。
ですが、実はそんな消耗から抜け出して「穏やかに働く道」があるんです。
それが、特養や老健、そして訪問リハでのパート勤務といった「きつすぎない職場」への転職。
「きつすぎないのはいいけど、収入は落としたくない」
そんな方のために、空いた時間に低リスクで取り組める「副業」についても触れています。
「きつい」「もう限界」
そう感じているあなたが、少しでもラクに働ける道を見つけるきっかけになれば嬉しいです。

- 法人内の病院、老健、特養を統括するリハ科長
- 転職活動を行った結果、今の職場を選択
- 採用担当として10名以上を採用
- 40代50代を採用するメリットを知っている
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第1章:療法士の仕事がきつい理由

療法士が心身ともに疲れてしまう理由は様々ですが、多くの場合、以下の3つに分けられます。
単位ノルマや生産性のプレッシャー
療法士の多くがまず「つらい」と感じるのが、単位ノルマや生産性のプレッシャーです。
具体的には、
- 1日中リハ室を走り回る
- 昼休みを削ってカルテ入力
- 単位が足りないと上司に指摘される
- 単位を取れば「もっとできるでしょ」と求められる
…まるで終わりのないマラソンのようです。
「数字でしか評価されない…」と感じて、やりがいを失ってしまう人も少なくありません。
体力的な負担
移乗介助や長時間の立ち仕事による腰痛や肩こりは、療法士の「職業病」といえます。
- 毎日の中腰での移乗
- しっかり支えなければ転倒してしまう
- 立ちっぱなしで休む暇がない
若いころは何とかこなせても、40代・50代になると徐々に体に響いてきます。
「あと10年、同じペースで働けるだろうか…」と不安になるのも無理はありません。
精神的ストレス
患者さんや家族との関わり、そして職場内の人間関係も、療法士を疲弊させる大きな要因です。
- ピリピリしている他職種の顔色を見ながら動く
- 家族からの過剰な期待や不満
- 新人スタッフの教育やフォロー
「ありがとう」と言われたいと思って始めた仕事なのに、気づけば責められることのほうが増えてしまう…
そんな現実に、心がすり減っていく人も多いのが現実です。
こうした負担が重なれば、誰でも疲れて当然です。
誰が悪いというわけではありません。
ただ、病院という環境が、年齢を重ねた療法士にとってあまりにも厳しいだけ。
次の章では、この消耗から抜け出すための「穏やかに働ける選択肢」をご紹介します。
第2章:療法士が穏やかに働ける、3つの職場

「もう体力的にも精神的にも限界…」
そんなときに検討してほしいのが、次の3つの職場です。
特養:ノルマなしでゆったり働ける

病院で単位に追われる毎日から抜け出したい…



それなら特養がおすすめ。ノルマがないから、自分のペースで働けるんだよ。
- 数字に追われない
- 入居者と長期的に関係を築ける
- 精神的なプレッシャーが少ない
しかも特養は慢性的な人手不足。
未知の世界への不安からか求職者が集まりにくく、「ずっと人が来ない」と悩んでいる特養は意外と多いです。
仕事内容を見ても、若手より経験のある療法士の方がはまる場合が多いです。
やったことがないから、と食わず嫌いをするのはもったいないですよ。
▼ 特養の仕事内容はこちら▼


老健:緩やかなノルマと管理職のチャンス



でも、もっとやりがいもほしいな…



それなら老健もいいよ。ノルマは病院ほど厳しくないし、職場によっては管理職も目指せるんだ。
- 単位はあるがペースは穏やか
- チームで支える連携の仕事が多い
- 管理職になれば臨床負担を減らせる
老健は、特養と同じく経験者が歓迎されやすい職場です。
さらに療法士の数も限られるため、マネジメントスキルを磨いてキャリアアップを目指せるチャンスもあります。
▼ 老健の仕事内容はこちら▼


訪問リハ:パート勤務で負担を調整できる



正直フルタイムがきつい…



それなら訪問リハでのパート勤務がおすすめ!
件数や働く時間を、自分でコントロールできる点がポイントだよ。
- 短時間勤務ができる
- 利用者と1対1で向き合える
- 単位ノルマなし
訪問リハも今は求人数が増えており、特に即戦力として動ける経験者は歓迎されやすい分野です。
パート勤務で採用されることができれば「週3日だけ」「午前中だけ」といった柔軟な働き方も可能で、心も体もラクになれます。
▼ 訪問リハビリ関連記事はこちら▼


これらの職場は基本的にノー残業。
心や体に負担をかけすぎることなく穏やかに働くことができます。
第3章 : 「施設」と「訪問リハ」への転職は穴場





そんなにうまく転職できるのかな…?
そう不安に思う方に知っておいてほしいのが、施設と訪問リハの求人は、今まさに追い風という事実です。
1. 若手が敬遠するからこそチャンスがある
特養や老健、訪問リハは、若手療法士にとってあまり人気がありません。
職員が少なく教育体制が整っている施設が少ないことや、いきなり一人で業務を行わなければならない在宅系は「怖い」と敬遠されがちです。
その結果、経験のある40代・50代療法士は、むしろ歓迎される傾向が強い職場になっています。
2. 実務経験が大きな武器になる
施設や訪問リハは、マニュアル通りのリハビリだけではなく、患者さんの生活全体を見ながら支援することが求められます。
だからこそ、これまでの臨床経験やコミュニケーション力が即戦力として評価されやすいです。
わたしも法人内の特養や訪問リハビリに置く職員を選ぶ時には、以下の点をチェックしています。
- 一般的な評価、プログラム立案、計画書作成のスキルがあるか
- 他職種とトラブルなく情報交換できているか
- 言われたこと+αの仕事ができているか



経験豊富な職員なら安心して任せられます
3. 求人の増加はデータにも表れている
2025年に高齢者人口が約3,600万人に達すると言われており、在宅医療や介護サービスの需要は年々高まっています。
厚生労働省や専門家たちの間では、訪問リハビリや通所リハビリに従事する療法士が増えていると報告されています。
2018年時点で介護分野に従事する理学療法士は約2万5千人弱でしたが、2025年には3万人を超える見通しです。(第3回 医療従事者の需給に関する検討会 理学療法士・作業療法士分科会 より)
つまり、在宅系で活躍するPTの人数は大幅に増えており、求人数も当面は停滞することはないとされています。
第4章:収入が不安なら、副業という選択肢も





転職できたとしても、正直、給料が下がるのが辛いんだよね



それなら副業に挑戦する道もあるよ
この章は「収入が下がるのが不安…」という方へ向けた内容です。
副業に興味のない方は、このパートは読み飛ばしてOKです。
>> 次章へジャンプする
施設や訪問リハは「副業との相性」がいい
病院勤務と違って、特養・老健・訪問リハは定時で帰れることが多い職場。
体力面にも余裕があるので、勤務後や休日に副業をする余裕が生まれます。



…副業って、なんだかあやしい。
そう思ったあなたの気持ち、よく分かります。
実際「副業教えます」と言って人を騙そうとしてくる人は、悲しいことに星の数ほどいます。



(私自身、合計100万騙し取られた経験があります)
でもリスクを恐れて動かないのはもったいない!
わたしの周りには、副業で副収入を得ている職員や友人が複数います。
実際の副業事例
- 30代PT:整体業+セミナー講師
「知識を活かして収入もやりがいも増えた」 - 20代PT:趣味のキャンプYouTube配信
「副業が気分転換にもなり、ストレスも減った」
他にもせどり、ライターなど様々な分野で活躍する「副業系療法士」は数多く見られます。
副業を始めるポイントは、
- 小さくはじめること
- 謎の高額コンサルにお金を払わないこと
この2つさえ守れば、無理なく収入を増やしていけます。
第一歩として「りらくる」はおすすめ



もうそんなに若くないし、新しい挑戦はちょっと…
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安心ポイント
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りらくるは、全国600店舗以上を展開している大手リラクゼーションサロンです。
主に提供されている施術は以下のとおり。
- もみほぐし
- 足つぼ
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「疲れを癒したい」「気持ちよくリラックスしたい」といったニーズに応えるリラクゼーション中心のサービスであり、医療行為には該当しません。
働く職員の大半は業務委託されたセラピストですが、研修制度が整っており、どの店舗でも一定水準のサービスを提供することが可能となっています。
業務時間の自由度が高いため、副業先として注目を集めるようになっています。



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第5章:療法士の仕事を諦める必要はない
「もう限界だ」「リハビリの仕事が嫌いになりそう」
そう感じてしまう人に、わたしからのメッセージです。
全てのリハビリ職・療法士の仕事は素晴らしい仕事です。
今は「きつい」と感じていても、働く場所を変えることで「療法士でよかった」と再び思える瞬間に再び出会えます。
1. 「ありがとう」を直接もらえる仕事


療法士は、患者さんやご家族から「ありがとう」を直接伝えてもらえる仕事です。
施設や訪問リハでは、派手な機能回復は少ないかもしれませんが、生活の中のちょっとした変化で感謝される場面がたくさんあります。
時には思うようにリハビリが進まず苦しい思いをすることもありますが、
この「ありがとう」が、何年経っても仕事を続ける原動力になります。
2. 患者さんの尊厳を守る最後の砦


自分でできていたことができなくなる。
誰かに頼らなければ生きていけなくなる。
その苦しみは、想像を絶するものです。
病気や事故によって機能を失い、尊厳を失い、気持ちが沈み、無気力になってしまう患者さんを、これまで何人も見てきました。
しかし、リハビリには希望があります。
失った機能を少しでも取り戻したり、今ある力で果たせる新しい役割を見つけられたとき、患者さんの自己肯定感は確かに守られます。
他の医療職のように「やってあげる」のではなく、「できることを一緒に見つける」ことができる。
これこそが、リハビリ職だからこそできる尊い仕事だと、私は思います。
3. 人として成長できる


リハビリの仕事は、患者さんと深く向き合うからこそ、自分自身も成長できる仕事です。
価値観も年齢もまったく異なる患者さんと接する中で、伝える力や聴く力が磨かれていきます。
「患者さんと一緒にできることを探す」プロセスは、あなたの人間力を確実に高めてくれます。
小さな回復や前向きな変化に立ち会えるたび、「この仕事を続けてきてよかった」と心から思える瞬間に出会えるはずです。
こんな魅力のある仕事を、「きつい」と嫌々やっているのは本当にもったいないです。
あなたは本当に療法士の仕事が嫌いなのでしょうか?
よく考えたら「悪いのは療法士の仕事じゃなくて職場の環境だった。」といったケースは非常に多いです。
(実際、一般企業に転職した後に再度療法士の仕事に戻ってくる人もいます)
この仕事をもう一度好きになるために、自分に合った職場や働き方を探してみませんか?
第6章:転職「活動」だけでも始めてみよう





でもさ、転職ってなんだか悪いし、やめにくいんだよね…



その気持ち、すごく分かるよ。そしたらノーリスクの転職“活動”から始めるのはどう?
まずは求人を「見てみる」だけでOK
転職と聞くと
「今すぐ退職届を出すこと」
と考えてしまう人もいますが、もちろんそんな必要はありません。
まずは、家の近くに自分が働きたいと思える職場があるかを調べてみるところから始めましょう。
- 求人サイトで条件を入力して検索してみる
- 転職エージェントに「こんな職場はありますか?」と聞いてみる
これなら今の職場にバレることもないし、リスクもゼロ。
動いてみると「意外と求人ってあるんだ」と安心できる可能性が高いです。
求人情報を見たり、転職先を検討していく中で
「新しい職場に挑戦してみようかな」
と勢いの出るパターンはよくあります。
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これは、「今どんな状況で、どういった情報が欲しいと思っているのか」を直接確認するためです。
決して転職を急がせたり無理強いするためではないので、落ち着いて話をしてみて下さいね。
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FAQ:よくある質問
ここまで読んでみて、まだこんな不安が残っていませんか?
- 40歳超えて本当に転職できるの?
- 副業ってリスクがないの?
- 転職活動って今の職場にバレないの?
そんな「よくある疑問」にQ&A形式で答えていきます。
40代・50代でも本当に転職できるの?
できます。
むしろ、施設や訪問リハでは「経験がある」「制度に詳しい」「患者や家族とのコミュニケーションが上手い」といったスキルが重視されます。
若手よりもベテランを歓迎する求人も少なくありません。



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「最低これくらいの年収はほしい」という基準を決めておきましょう。
その数字をもとに情報を集めたり、エージェントに交渉したりしてもらうことで、「我慢できないほどの収入低下」は防げます。
また、副業で収入を補う道もあります。定時退社が可能な施設や訪問リハでは、副業に時間を使える環境が整っています。
副業って危なくない?
怪しい副業も確かにありますが、正しく選べばリスクは抑えられます。
たとえば「りらくる副業」は業務委託型で、初期投資が不要。会社員的な感覚で始められるので、副業初心者にも向いています。
転職活動を始めると今の職場にバレませんか?
バレる心配はありません。
転職エージェントは個人情報を守りながらサポートしてくれるため、在職中でも安全に活動できます。「まずは求人を見てみるだけ」なら完全にノーリスクです。
【まとめ】「きつい」「やめたい」は環境を変えるチャンス


今回は「療法士の仕事がきつい」「やめたい」と感じている方に向けて、解決のための道を紹介してきました。
取れる対策は、大きく3つに分けられます。
「もう療法士は続けられない」と感じるとき、実は悪いのは仕事そのものではなく「今の職場環境」だったというケースがほとんどです。
せっかく積み上げてきた経験を無駄にする前に、「働く環境を変える」という選択肢を考えてみませんか?
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