【療法士転職】職務経歴書がめんどくさいあなたへ|最小の努力で最大の効果を出す書き方ガイド

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転職活動中の療法士のみなさん。

「職務経歴書、めんどくさすぎる……」って思ってませんか?

  • 書こうとしても、何を書けばいいのか分からない
  • 気がついたら、パソコンの前で1時間経過…
  • できれば履歴書だけで済ませたい

その気持ち、めちゃくちゃ分かります。
実際、私も転職活動をしていた時は、最初に職務経歴書に手をつけるまでに何日もかかりました。

でも、採用担当の立場になってみて気づいたんです。
「職務経歴書って、うまく使えば一番コスパのいいアピール材料だったんだな」と。

この記事では、現役の採用担当でもある私が、
最低限これだけは書いておこう」というポイントだけをギュッと厳選してお伝えします。

こんな人に読んでほしい
  • 書くのが面倒で手が止まっている人
  • 時間がない中で効率よく仕上げたい人
  • 「これでいいのかな?」と不安な人

そんなあなたに向けて、
採用者に刺さるコツと、ムダを省く書き方を紹介していきますね。

この記事を書いている人
おだ かすみ

現場で見てきた“リアル”をお届けします

\ 採用も転職も経験しているからこそ、どちらの気持ちもわかります /

  • 療養型病院・老健・特養で働くリハビリ職員30名のリハ科長
  • 自身も転職活動を経て、今の職場を選択
  • 採用担当として、10名以上の療法士を採用
  • 40〜50代の療法士の転職支援にも多数関わる
目次

【3分でわかる】職務経歴書づくりの最低限ポイント3つ

職務経歴書、正直めんどくさい…」
「でも出さないといけないって分かってるし…」

そんなふうに思っているあなたへ。
まずは、“これだけは押さえておきたい3つのポイント”をご紹介します。

職務経歴書 3つのポイント
  • 応募先のニーズに合わせて書く
  • 具体的なエピソードを入れる
  • 成果は数字でアピール

コツ① 応募先のニーズに合わせて書く

同じ経歴でも、「高齢者施設」向けと「整形外科クリニック」向けでは、伝え方が全く変わってきます。

例:

  • 高齢者施設 → 在宅復帰支援、ADL訓練、福祉用具の提案
  • 整形外科 → 手技療法、術後リハ、最新知識のアップデート

“この施設で活かせるスキルです”と伝わる内容にアレンジするだけで、採用担当の見方が変わります!

コツ② 具体的なエピソードを入れる

ただ「頑張りました」「貢献しました」と書くだけでは、伝わりません。
「いつ・誰に・どんな支援をして・どうなったか」を入れるだけで、グッとリアルになります。

例:

週1回のグループリハで5名の利用者様を担当。転倒予防を目的にバランス運動やレクリエーションを実施し、「参加が楽しみ」との声も多数いただきました。

コツ③ 成果は数字でアピール

曖昧な表現よりも、数字の裏付けがあると信頼されやすくなります。

例:

リハ記録の様式を改善し、1日あたりの記録時間を20分削減
在宅復帰支援で、復帰率を1年で10%向上

おだかすみ

数字は“あなたの努力が伝わる証拠”になる!

まずはこの3つを意識してみてください

「全部完璧にやらなきゃ…」と思わなくて大丈夫。
この3つを押さえるだけでも、伝わる職務経歴書になります。

とはいえ、なんでこれが必要なの?と感じる方もいるでしょう。

次の章では、納得感を持って作成に進めるよう、職務経歴書の重要性についてご説明しますね。

採用者が考える、職務経歴書の重要性

転職活動中、「職務経歴書ってほんとに必要?履歴書だけじゃダメ?」と思う方は少なくありません。

でも採用者の立場から見ると、職務経歴書は“採用の決め手”になる重要な書類です。

私はこれまで、10人以上の療法士さんの採用に関わってきましたが、「職務経歴書の出来が良いかどうか」で、面接に呼ぶかどうかが変わることもあります。

こひつじさん

えっ、そんなに見られてるの?

はい、採用者は職務経歴書をかなりしっかり読んでいます。
私も、1枚1枚じっくり目を通して、「この人は現場で活躍できそうか?」を考えながらチェックしています。

職務経歴書で見ているポイントは?

採用者が職務経歴書から知りたいのは、ざっくり言うとこの3つです。

この人は即戦力になりそうか?

→ これまでの経験やスキルが、職場のニーズとマッチしているかを見ています。

うちの職場と合いそうな価値観を持っているか?

→ 仕事への姿勢や考え方が、チームの雰囲気や方向性と合いそうかも大事です。

信頼できる実績があるか?

→ 数字や具体例で裏付けされた成果があると、「おっ、しっかりやってきた人だな」と安心できます。


こひつじさん

ただ自分の業務を箇条書きにしてればいいと思ってた…

おだかすみ

うんうん、それも大事だけど、もう一歩“伝わる工夫”をすると一気に印象アップするよ!

採用者のリアルな気持ち

正直に言うと、私たち採用者が知りたいのは「この人、うちで活躍してくれそう?」という一点です。

そんな時、ちゃんと考えて作られた職務経歴書だと、

  • 「相手のことを考えられる人だな」
  • 「この人には、こんな仕事を任せられそう」

といったポジティブな印象を持ちます。

逆に、ただの自己紹介やコピペ感のある内容だと、「職場のイメージと合わないかも」と不安になってしまうこともあります。

信頼される職務経歴書を作るには?

では、どんな職務経歴書なら「この人に会ってみたい」と思ってもらえるのでしょうか?

ポイントはこの3つ。

  • 応募先のニーズに合わせて内容をカスタマイズする
  • 自分の経験を、具体的なエピソードで伝える
  • 成果や実績は、数字で表してみる

これらを意識するだけで、グッと伝わる職務経歴書になりますよ。

採用者に刺さる!職務経歴書3つのコツ【具体例つきで解説】

前のセクションでお伝えした
「最低限おさえるべき3つのコツ」。

ここでは、それぞれのポイントを採用者目線で、具体例とともに詳しく解説していきます。

コツ①:応募先のニーズに合わせて書く

職務経歴書でまず大切なのは、「どこに応募するかによって書く内容が変わる」ということ。

同じ経歴でも、伝え方を変えるだけでアピール力がぐんと上がります。

例:急性期病院勤務 → 高齢者施設に応募する場合

悪い例:
「目標単位数を18単位達成するため、効率的なリハビリテーション計画を立案・実施しました。」

→ 数字としての実績はありますが、高齢者施設で求められるスキル(福祉用具、生活支援)には直結しないため、響きにくい内容です。

良い例:
「高齢者の患者様が多く、歩行訓練や福祉用具の選定を多く経験。退院後の生活も見据え、在宅復帰支援に注力し、10名以上の退院支援に関わりました。」

→ 施設側が求める「在宅支援」や「高齢者ケア」の経験が明確で、説得力があります。

例:急性期勤務 → 整形外科クリニックに応募する場合

悪い例:
「在宅復帰支援として、福祉用具の提案などを行いました。」

→ 整形外科ではあまり重視されない部分にフォーカスしており、ややミスマッチ。

良い例:
「術後リハビリを中心に、個別プログラムの作成と実施。徒手療法や物理療法を用いて、早期退院を支援。毎月の勉強会にも参加し、最新技術の導入にも取り組みました。」

→ 応募先にピッタリのスキルがアピールできています◎

コツ②:具体的なエピソードを入れる

ただ「頑張った」と書くより、“具体的にどんな場面で、誰に対して、どんな成果があったか”を入れると、採用担当の印象に残りやすくなります。

悪い例:
「身体機能の維持向上を目的としたリハビリを提供しました。」

→ よくある表現で、あなたの工夫や努力が伝わりにくいです。

良い例:
「高齢者施設で週1回、5名のグループリハを担当。転倒予防をテーマにした体操・バランストレーニングを企画し、『参加が楽しみ』という声を多数いただきました。」

→ 誰に、どれくらい、どんな風に、そしてどんな反応があったかまで伝わって◎

コツ③:成果は数字でアピール

抽象的なアピールよりも、数字を入れることで説得力が大きくUPします。

悪い例:
「業務効率化に努めました。」

→ どのくらい?どうやって?が分かりません。

良い例:
「記録業務の様式を見直し、1日あたりの事務作業を30分削減。チーム全体で月に15時間以上の業務時間短縮につながりました。」

→ 具体的な貢献度が見えて、採用者も「一緒に働きたい」と思いやすくなります。

【コツまとめ】:この3つだけでグッと伝わる!

  • 応募先のニーズに合わせる
  • 具体的なエピソードで伝える
  • 成果は数字でしっかりアピール

この3つを意識すれば、職務経歴書は「書類審査を突破する武器」になりますよ!

職務経歴書を書くときに気をつけたい3つのこと

「よし、なんとなく書けそう!」と思っていても、
いざ書き始めるとよくある“落とし穴”にハマってしまうことも。

ここでは、採用者目線で見て「もったいないな」と感じることの多い、職務経歴書作成の注意点を3つご紹介します。

注意点①:長すぎる or 短すぎる内容になっていないか

職務経歴書は「読みやすいボリューム」がとても大切。
内容が長すぎると読む側が疲れてしまい、逆に短すぎると情報が足りず魅力が伝わりません。

悪い例:「〇〇病院に勤務。患者のリハビリを担当。」

→ 簡潔すぎて、スキルや経験がまったく伝わりません。

良い例:
「〇〇病院に勤務し、主に整形外科の患者様を担当。平均18単位/日を提供し、在宅復帰支援やご家族への指導にも積極的に関わりました。」

→ 「どんな対象に、どんな業務を、どれくらい」やってきたのかが一目で分かります。

注意点②:見た目のわかりやすさに気を配る

職務経歴書は“見やすさ”も大切な評価ポイント
どんなに中身が良くても、レイアウトがごちゃごちゃしていると読み手はストレスを感じます。

見やすくするコツ:

  • セクションごとにしっかり区切る(例:「職務概要」「経歴」「実績」など)
  • 箇条書きを活用して、パッと見て理解できる構成にする
  • フォントや行間も整えて、すっきり見えるように意識する

簡易テンプレート例:

【職務概要】
〇〇施設にて理学療法士として勤務。高齢者を対象にしたリハビリ業務に従事。

【職務経歴】
期間:2018年4月〜現在
配属:リハビリテーション課(主任)
業務:入所・通所利用者のリハ、在宅復帰支援、チーム会議参加など

【主な実績】
・退院支援で在宅復帰率10%向上
・地域向け介護予防教室を企画・開催(参加者満足度95%)

【自己PR】
 高齢者の患者様が多く、歩行訓練や福祉用具の選定を多く経験。退院後の生活も見据え、在宅復帰支援に注力し、10名以上の退院支援に関わりました。

 また週1回、5名のグループリハを担当。転倒予防をテーマにした体操・バランストレーニングを企画し、『参加が楽しみ』という声を多数いただきました。

 貴施設でもこの経験を活かし、入所者の方々の在宅復帰に向けて力を尽くしたいと考えています。


見た目の印象で損をしないように、「相手に届ける書類」として整える意識が大事です。

おだかすみ

転職サイトの作成サービスを使えば、自然と整ったレイアウトになるよ!

注意点③:応募先のリサーチは必須

どんなに良い内容でも、“誰に向けた書類か”がぼんやりしていると、印象が弱くなってしまいます。
採用者が「うちの職場に合いそう」と思えるようにするには、応募先に合わせたカスタマイズが重要です。

リサーチのポイント:

  • 公式ウェブサイトや採用情報を確認
    採用ページや事業内容、理念などを調べ、組織の方向性を理解します。
  • 求人票の内容を精査
    募集背景や求めるスキルをしっかり読み込み、自分の経験がどこで役立つか考えます。
  • 口コミサイトや業界の声を調査
    職場環境や業務内容に関する実際の情報を収集します。
  • 同じ分野で働く知人や元従業員に相談
    もしツテがあれば、具体的なエピソードや内部事情を聞いておける安心です。

あとは裏技ですが、見学に行って採用担当者に直接聞く、という方法もアリです。

見学の活用方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています👇

「誰に届けるのか」を意識して、“あなた仕様”の職務経歴書を作っていきましょう!

【注意点まとめ】:一手間で印象がグッと良くなる

  • 長すぎず短すぎず、読みやすい量でまとめる
  • パッと見て理解しやすいレイアウトにする
  • 応募先のリサーチを十分に行い、内容を調整する

たったこれだけでも、採用者からの印象は大きく変わります。
職務経歴書は「自分を売り込むツール」。せっかくなら、読んでもらえる形に整えていきましょう!

自分の強みがわからない…そんなときはプロに頼ってOK!

ここまで読み進めて、こう思った方もいるかもしれません。

こひつじさん

正直、自分には誇れるスキルなんてないし…
応募先に合わせて書くとかムリ〜…

おだかすみ

大丈夫。そんなときは転職エージェントに相談するのが一番の近道だよ

私自身も、実は職務経歴書を書くときにエージェントさんにしっかりサポートしてもらいました。

採用担当として10名以上の書類を見てきた立場でも思います。
「一人で悩むより、プロの力を借りたほうが早いし、精度が高い」んです。

転職エージェントを使うとこんなサポートが受けられます

転職エージェントで受けられるサポート
  • 自分の経験や強みを客観的に整理してくれる
  • 応募先のニーズを熟知しており、アピールの方向性を教えてくれる
  • 職務経歴書・履歴書の添削をしてくれる
  • 数字の入れ方やスキルの優先順位などを具体的にアドバイスしてくれる
  • 面接対策をしてくれる(志望動機や自己PRの答え方など)

自分では気づけない「強み」を引き出してくれる

エージェントはあなたの経験を客観的に整理し、
応募先に響く“武器”に変えてくれます。

たとえば…

  • 職員をまとめてイベントを企画した →「リーダーシップ」「行動力」
  • 委員会の議事録を担当 →「情報整理力」「文章力」

など、自分では当たり前と思っていた経験が、他人から見れば立派なアピール材料になることも。

応募先のニーズを教えてもらえる

過去の採用傾向や職場の内部事情を把握しているエージェントなら、
「この施設はこういう人が受かりやすい」といったリアルな情報も教えてくれます。

求人票だけでは分からない“生の情報”が手に入るのは、かなり心強いですよ。

職務経歴書・履歴書の添削をしてくれる

  • 「この書き方で伝わるかな?」
  • 「数字の入れ方ってこれでいい?」

そんな不安も、エージェントがプロ目線でしっかりチェック&アドバイスしてくれます。

面接対策までサポートしてくれる

職務経歴書の内容をもとに、「面接でどう話すか」まで一緒に考えてくれるのが嬉しいポイント。
事前にロープレをしてもらうこともできるので、自信を持った状態で面接に臨めますよ。

転職エージェントをうまく使うコツは2つ

転職エージェントをうまく使うコツ
  • 自分の経験やエピソードをざっくり振り返っておく
  • 担当者との相性を大切にし、必要があれば変更する

コツ①:自分の経験をざっくり振り返っておく

「こんなことでいいのかな…?」と思う内容でも、話してみることで強みに変わることがあります。
まずはざっくり、こんな感じでOK!

  • 今までどんな業務をしてきたか
  • 褒められたこと・工夫したこと
  • チームや患者さんとの関わりで印象に残っていること
おだかすみ

この経験を強みに置き換えてくれるのが、プロのエージェント!

コツ②:担当者との相性を大切にする

エージェントとのやり取りは、ある意味“転職活動のパートナー選び”でもあります。
「ちょっと合わないかも」と思ったら、担当変更をお願いするのも全然アリです!

同じエリアに複数の担当を置いているエージェントがほとんどなので、”自分に最適な担当者”はきっと見つかります。

おだかすみ

私も話しやすい担当者さんとだけ連絡を取っていたよ

私が実際に使ったエージェントはこちら👇

書類の添削や面接対策までしてもらえて、40代の転職でもしっかりサポートしてくれましたよ。

自分一人で抱え込まず、プロに相談してみよう

職務経歴書を一人で作るのがしんどいときは、
エージェントに頼ることも「立派な戦略」です。

「一人で頑張らなくていい」
「サポートを使って、自分らしさをうまく伝えればいい」

そう思うだけで、ちょっと気がラクになりませんか?

まずは無料で相談するだけでもOK。
小さな一歩から、新しい道が開けていきますよ。


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まとめ|職務経歴書は“あなたらしさ”を伝えるチャンス

職務経歴書はたしかに手間がかかります。
でも、あなたの経験や想いを届ける大切な“自己紹介ツール”でもあります。


この記事でお伝えしたのは、
✔ 応募先に合わせて書く
✔ 具体的なエピソードを入れる
✔ 成果は数字でアピールする
この3つだけで、グッと伝わる職務経歴書が作れるということ。


それでも「難しいな」「一人じゃ不安だな」と思ったら、
転職エージェントに頼るのも立派な選択です。
プロのサポートを受けることで、あなたらしさがもっと伝わる一枚に仕上がりますよ。

迷っている時間も含めて、大切なあなたの時間。
まずは、小さな一歩から始めてみませんか?

おだかすみ

あなたの挑戦を、心から応援しています!

あなたの転職が、納得できるものになりますように。
それでは、よき療法士ライフを!

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この記事を書いた人

老健・特養・病院で働いてきたリハビリ部長。

療法士歴20年超。

40代・50代の療法士が「自分らしく働く」ためのヒントを、実体験ベースでやさしくお届けしています。

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