PTOT人材バンクを実際に使ってみた!40代STの転職体験談

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「リハビリ職 転職」で検索すると大体出てくるこのPTOT人材バンク

「実際どんなサポートがしてもらえるの?」
「転職を無理にさせられるのではないか、心配で登録できない」
「40歳越えてるけど、転職サポートなんてしてもらえるのかな…」

そんなお悩みを抱えている方は多いと思います。

1年前の私も、登録した後に何が起こるのか詳しく知りたいと思って調べていました。
ですが登録→転職活動→内定までの流れを紹介してくれる記事は見当たらず。

おだかすみ

一言だけの口コミじゃなくて、体験談が読みたいんだけどなぁ、、

それなら自分で書こう!ということで、この記事ではPTOT人材バンクに登録して内定まで進んだ私の実体験をご紹介しています。

結論、PTOT人材バンクの力は偉大でした。

具体的なやり取りまで書いてありますので、この記事を読めば、自分が登録すべきか、登録したらどんなサポートを受けられるのかが分かります。

転職エージェントが気になっている、という方はぜひ最後までお読みください!

目次

転職エージェントとは

こひつじさん

転職エージェントって、何をしてくれるの?

転職エージェントとは、転職活動をサポートしてくれる専門家のことです。

  • 自分に合った求人を探してくれる
  • 業界や企業の情報を提供してくれる
  • 履歴書や職務経歴書の添削、面接対策をしてくれる
  • 応募先企業とのやり取りや面接の日程調整をしてくれる

転職サイトを利用して自分で進む方法もありますが、転職エージェントは求人探しから採用決定まで専任の担当者がついてくれるため、転職活動を効率よく進めることができます。

PTOT人材バンクとは

数あるリハビリ職員に特化した転職エージェントの中で、私のイチオシはこのPTOT人材バンクです。

PTOT人材バンク公式サイト より

こちらの記事でも紹介しています。

PTOT人材バンクのオススメポイント
  • 47都道府県全てのエリアに対応
  • 未募集や募集終了の求人にもアプローチしてくれる独自のサービス
  • 10年以上の実績を持つ、業界に精通したキャリアパートナーによる手厚いサポート
  • 介護ジョブの運営元でもあり、施設系の求人にも強い
  • 秀逸なキャリアシートを作成してくれるため、施設とのミスマッチが起こりにくい

リハビリ専門転職エージェントの老舗で、転職を考えはじめた療法士なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

今回はこのPTOT人材バンクを利用して内定まで漕ぎつけた、私のリアルな道のりをご紹介していきます。

おだかすみ

利用してみて感じたことを、忖度なしでお伝えしていきます!

まずは登録 !

何はなくともまずは会員登録が必要です。
登録をしないうちは、自分に合った非公開求人情報を教えてもらえたり、年収や労働条件の交渉代行や応募書類の添削といったサービスを受けることができません。

選択肢からポチポチ選んでいくだけなので、登録自体はあっけないほど簡単にできます。

最初に登録する情報
  • 持っている資格 ( 理学療法士 / 作業療法士 / 言語聴覚士 / 学生 )
  • 希望の働き方 ( 常勤 / 非常勤)
  • 希望の転職時期
  • 転職の意向( “あまり辞める気はない”の選択肢もあり!)
  • 住んでいる地域
こひつじさん

個人情報を入力するって、ちょっと気が引けるな…

おだかすみ

これからサポートしてもらうためには必須の項目だよ。
個人情報については利用規約に書かれているから、気になる人はチェックとしてみてね。

登録後の流れ

では実際に登録すると何が起こるのか、時系列で見ていきましょう。

メールでのやり取り

会員登録したら、電話とメールとショートメールが間髪入れずに届きました。
一度に連絡が来たので、「悪徳業者に登録しちゃったんじゃないかしら…」と正直戸惑い、電話に出ることはできませんでした。

さらにメールは女性担当者から、ショートメールは男性担当者から届いたので、「担当者って一人じゃないの!?」と、これもかなり戸惑いました。

お忙しいところ着信を残してしまい、失礼いたしました。
よろしければご希望条件をアンケートフォームよりお答えください。

こんにちは!
お電話できる時間帯とご希望の方法(オンラインか電話か)をご返信ください。

ざっくりこのような内容と簡単な自己紹介が書かれていました。
どちらか一人を選べばいいのだろうと判断し、元リハビリ職と書かれている女性のアンケートフォームにのみ返答。

アンケートフォームに記入した内容
  • 転職理由
  • 現在の就業状況
  • 退職の予定
  • 転職希望時期
  • 希望の雇用形態

項目は多いですが、ほとんどが選択式なので5分ほどで送信完了 !

男性担当者さんには”別の担当者さんにお返事しました”とだけ返信。
それ以降の連絡はありませんでした。

電話での面談

次はいよいよ電話での面談です。

こひつじさん

え、メールで完結できないの?

おだかすみ

求職者がどんな人か分からないとマッチした求人を紹介できないから、1回は電話でのコミュニケーションが必要なんだって

メールで伝えた都合の良い時間(仕事終わり)に電話がかかってきたのですが、一回目は気が付かずにスルー。
次の日もまたまた仕事が長引いて出れずにスルー。
さらに次の日、三度目の正直でやっと電話に出れました。
電話に出れなかったことを謝りましたが、「全然大丈夫ですよ、お仕事大変ですね」とやさしく労ってくれました。
(社会人としては、ちゃんと電話には出るべきだったと反省しています…)

やっと出れたこの初回の電話、私は40分程かかりました
間違いなく、ここが最初の山場です。

担当者さんはこの電話で得た情報を元に求人の提案やキャリアシート(事業所に送る求職者の情報)を作るので、かなり深掘りして細かく質問してきます。
(その甲斐もあり、PTOT人材バンクさんのキャリアシートはかなり秀逸!)

これまでどんな仕事をしてきたか、や、これからどんな生活を送っていきたいのか、気になっている事業所はあるか、等々…。

うまく言語化できなくてしどろもどろになる場面もありましたが、担当者さんが言い換えたり質問を変えたりして進めてくれるので、話が止まることはありませんでした。

大切なのは、虚勢をはらずにありのままの自分で答えること !
ここで偽った情報を伝えてしまうと、この後のサポートが的外れなものになってしまいます。

時間はかかりますが、後で思い返すと、それだけの価値のある時間だったと思います。
とはいえアラフォーのワーママにとって40分の時間を取られるのはきつい…

おだかすみ

今後まとまった時間は取りにくいので、
メールでやり取りしたいです

承知しました!
メールと合わせてLINEでの情報提供も可能ですので、こちらもぜひご活用くださいね。

というわけで、この後しばらくの間はLINEでやり取りすることになりました。

求人の提案

電話で伝えた内容をもとに、担当者さんは私に合った求人を探したり事業所への問い合わせをしたりと忙しく動いてくれました。

私がすることは、LINEで頂いた情報を確認するのみ 笑

〇〇園さんに問い合わせたところ、STは充足しており募集は考えていないそうです。
△△病院さんはご希望に近いと考えます。
求人情報を送りますのでご確認ください。

おだかすみ

ありがとうございます。
△△病院さんは〜という点で私に合わないと思いました

承知しました。
過去に募集があった求人を、参考までにお送りします。
この中でご興味のある求人があれば、番号で教えてください!

おだかすみ

4番の求人が気になります

尽力してくださる担当者さんに感謝しながら、自分好みの求人情報が届くのをひたすら待ちます。

職場見学

ついに条件に合う求人が来ました ! ありがとう担当さん !
となったら、次は職場見学です。

すぐに応募&面接に進むこともできますが、私としては見学は絶対した方がいいと考えています。

見学のメリット
  • 面接よりも堅苦しくないため、採用担当者さんに質問しやすい
  • 事業所内の人間関係、全体の雰囲気を垣間見ることができる
  • 「なぜここで働きたいか」を明確にして面接に臨むことができる

面接は自分が評価される場ですが、見学は施設が評価される場です。
この機会を逃すのは非常にもったいない !

ぜひ見学させて下さいと申し出たところ、担当者さんがすぐに日程調整をしてくれました。

見学当日は社会人としてのマナーを守りつつ、福利厚生や昇給率、休みの取りやすさなど、これから自分が長く働ける環境かどうかを一つ一つ確認していきます。

見学終了後、担当者さんから電話が来ました。

見学おつかれさまでした。
見てきた印象はどうでしたか?

おだかすみ

施設の雰囲気は良かったです。
昇給率が思ったより低い点が気になりました。

おださんの経歴を踏まえて、年収交渉してみましょうか。

おだかすみ

自分から給料について意見するのは、お恥ずかしいのですが…

私からの客観的な意見としてお伝えしますので、大丈夫ですよ。

実際に担当者さんと事業所さんがどのようなやり取りをしたのかは不明ですが、次に連絡が来た時には

昇給率を上げることは難しいですが、経歴を踏まえて年収400万はなんとか出せそう、とのことでした。
事業所としてもおださんは好印象で、ぜひまたお会いしたいそうです。

とのお返事をいただけました !

自分から年収交渉をするのは気が引けましたが、担当者さんが間に入ってくれたことでスムーズに話が進んだように思います。
せっかく色良いお返事を頂けたので、次はいよいよ面接に進むことにしました。

応募 & 面接

面接前にしなければいけないことは以下の通り。

面接前にしなければならないこと
  • 面接スケジュールの調整
  • 履歴書の作成
  • 職務経歴書の作成
  • 面接対策

PTOT人材バンクでは、このすべてがサポートの対象となっています。

面接スケジュールの調整

なにかと面倒な日程調整ですが、担当さんに都合の良い日時をお伝えするだけで完了。
後日、確定した日時と当日までに必要な資料、準備するものについて連絡がきました。
メールでの連絡だったので、メモすら必要ありませんでした 笑

履歴書と職務経歴書の作成

必要な資料は履歴書と職務経歴書の2つです。

こひつじさん

履歴書はわかるけど、職務経歴書ってなに?

おだかすみ

これまでの職務経験やスキルをまとめた書類のことだよ

PTOT人材バンクでは、会員登録するとマイページで履歴書と職務経歴書を作成することができます!

順番に項目を記載していき、最後に印刷したらもう完成です。
サイト内に具体的な記載例や作成のポイントも書かれているので、サクサク進めることができました。

最後に担当者さんがチェックしてくれて、

おださんの○○の経験も、こう書くとアピールポイントになりますよ!

と、自分では思いつかないアイデアをもらえたり、誤字脱字チェックをしてくれたりと大助かりでした !

職務経歴書の書き方については、こちらの記事でも詳しく解説しています

面接対策

PTOT人材バンクのサイトに「面接前日のチェックリスト」「面接当日のチェックリスト」が書かれていたので、私はそれをノートに書き写して活用しました。

服装・身だしなみのポイント」や「面接時の流れとポイント」もかなり具体的に書いてあって参考になりますよ。

電話で簡単な模擬面接を行うことも可能とご提案いただきましたが、なかなか時間が取れないため私は遠慮させてもらいました。

かげながら応援していますね。
当日、面接が終わったらできるだけすぐにお電話ください。

面接〜内定まで

なんとかかんとか面接を終えたあとは、担当者さんに電話で感触を伝えます。

面接時に伝えきれなかったことや、質問しにくかったことがあれば代わりに質問することもできますよ

と仰って下さいましたが、今回は特に思いつかず。

合否の結果を待つこと1週間。
無事に内定をいただくことができました !

内定をもらったら

色々考えた末、けっきょく内定は辞退することに。
(ちょうど今の職場から昇進の話があり、転職による年収アップが難しくなったことが大きな要因でした)

担当者さんに申し訳ない気持ちとともにその決意を伝えたところ、

おださんのご決断が一番ですよ。
これからも情報提供は続けていきますね。

と温かいお言葉を頂きました。
内定辞退の意向は担当さんから先方に伝えて下さったので、気持ちとしてはだいぶ楽でした。

ちなみにもし内定を受諾した場合、担当者さんが作成してくれる雇用概要確認書に承認して支援サービスは一旦身終了となるそうです。

実感したメリット

ここまで読まれた方にはすでにお分かりと思いますが、私はかなりわがままなユーザーだと思います。

そんな私が、実際にPTOT人材バンクを使ってみて実感したメリットは以下の通り。

PTOT人材バンクのメリット
  • 気になる事業所に、募集の意向を聞いてくれる
  • 自分に合う求人情報を持ってきてくれる
  • 自分では行いにくい年収交渉をしてくれる
  • 質の高い職務経歴書が簡単に書けるサポートがある
  • 客観的に見た自分の強みを教えてくれる
  • 心苦しい内定辞退の連絡を代わりにしてくれる

自分一人だとやりにくい事業所への募集確認や年収交渉、内定辞退を代わりに行ってくれるので、転職活動によるストレスを大幅に軽減させることができました。

求人の提案や職務経歴書への具体的なアドバイスなど、私に合わせた情報提供をしてくれることも大きな魅力。自分では気が付きにくい強みを言語化してくれたことで、書類作成もサクサク進みましたよ。

一人で転職活動を進めているだけでは得ることができないメリットが、たくさんありました。

おだかすみ

これから転職を考えている療法士さんには、迷わずPTOT人材バンクをオススメします

感じたデメリットとその対策

もちろん良かったところだけではありません。
私が感じた利用するデメリットと、その対処法もご紹介します。

PTOT人材バンクの残念だったところ
  • 最初の電話対応に時間がかかる
  • 別の担当者さんからも連絡がくる

最初の電話に時間がかかる

まず1つ、最初の電話に時間がかかります。
私は40分かかりました。

PTOT人材バンクは個人個人に合わせた求人の提案やアドバイスをしてくれるため、この最初の電話だけは、時間をかけて対応する必要があります

とは言え何度でもかけてこられたら、ちょっとストレスですよね。

  • SMSやメールで、電話可能な時間を事前に伝えておく
  • 覚悟を決めて、電話するための時間をしっかり空けておく

この2つの対策を意識することで、最初の関門・電話面談をストレス少なく乗り越えることができます。
どうせ越えなければならない山ですので、有意義な時間となるよう、ぜひ腰を据えて向き合ってみて下さいね。

別の担当者からも連絡が来た

もう一つの残念なところ。
それは、定期的に別の担当者さんからも連絡が来るということです。

私が内定を見送り、情報提供だけお願いしてもうすぐ1年になります。
その期間中、知らない担当さんから

最近の状況を教えてください!

と連絡が来ることが3回ありました。
最初の担当さんとの相性が良かったので、「あの人は担当をはずれたのか」とちょっとショックでした。

私はその都度今の状況を伝えて疲弊していたのですが、実はこの連絡、「担当は○○さんにお願いしています」とお伝えするだけで良かったらしいです。

サイトに登録している人に定期的にメルマガを送る役が何人かいるそうで、担当が変更になるという意味合いではないとのこと。
それ早く教えてほしかった…

ただこれは裏を返せば、担当者さんの変更もお願いしやすい環境ということ。

自分のパーソナルな部分をさらけ出して連携を取っていくので、担当者さんとの相性はとても大切です。
このデメリットを逆手に取って、自分好みの担当者さんと円滑な転職活動を進めていきたいですね。

まとめ

ここまで、アラフォーの私がPTOT人材バンクを使って内定まで進んだ道のりをご紹介してきました!

転職活動をしてみて感じたことは「自分の経験が役に立つことをアピールできれば、40代でも転職はできる!」ということでした。

ネガティブな目で見られがちな40歳以上の転職ですが、ここまで仕事をしてきた経験は、足枷ではなくあなたの武器になります。

そしてPTOT人材バンクをはじめとする転職エージェントは、その武器の使い方を教えてサポートしてくれる頼もしいパートナーとなり得ます。

こちらの記事では他の転職サイトも紹介しています。

転職は年齢よりもタイミングが命
ほしい時期に」「ほしい経験を持った」人材が来てくれるかを採用者は重要視しています。

もし興味のある領域や事業所があるなら、いいタイミングで手を挙げられるように準備だけしておいてくださいね!

もし転職はしたいけどどの道に進めばいいのか分からない…という方は、こちらの記事も参考にしてくださいね。

それでは皆さま、良き療法士ライフを!

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この記事を書いた人

・言語聴覚士 18年目
・リハビリ科管理職 2年目

老健→特養→病院勤務を経てリハ科のリーダーに就任。30人のリハビリ職員と、ゆるく正しく穏やかに働く道を模索中。


療法士のやりがいと年収をあげるヒントを発信しています。人生100年時代を生きる療法士が、心と体を守ってすこやかに働けますように。

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