
療法士の仕事ってしんどい…
療法士として働く中で、こんな風に感じたことはありませんか?
- 重介助の患者さんが続いて腰がつらい
- 患者さんやご家族のリハビリに対する期待が重い
- 求められる数をこなさなければならず、毎日残業…
このような状態が続くことで、心や体の不調をきたす療法士は珍しくありません。
私がリハビリ科長として働く中でも、療法士がうつ病やヘルニアで休職するというケースを立て続けに経験してきました。



休職なんてしたら、もう働けなくなるんじゃ💦



それは大丈夫!
症状さえ落ちついていれば、職場と連携して復職できるよ!
「もう働けないかも…」と不安に思いながら休職した方々も、症状が落ち着いてから適切な環境を整えたことで、再び現場で活躍できています。
この記事では、2名の療法士が休職から復職するまでの体験談を紹介しながら、復帰へのコツをお伝えします。
✅ こんな人に読んでほしい!
- 休職中の療法士
- 復職できるか不安な人
- 療法士の仕事がしんどいと感じている人
休職は決して特別なことではありません。
療法士として働いている以上、誰もが直面する可能性のある身近な課題です。
今まさに休職している方、復職に不安を感じている方、そしてこれから休職を経験する可能性のある全ての療法士へ。
あなたの経験や知識が人の役に立つ働き方は必ずあります。
一緒に療法士として働き続ける道を考えていきましょう。


- 療養、老健、特養で働くリハビリ職員30名のリハ科長
- 自身も転職活動を行った結果、今の職場を選択
- 採用担当として10名以上を採用
- 40代50代の採用経験多数
第1章:医療福祉業界で休職が多い理由
療法士をはじめ、医療福祉業界で働く人の休職は他業種に比べて多い傾向があります。
まずはその理由を考えてみましょう。


1-1. 精神的ストレスが大きい


医療福祉業界は責任が重く、精神的ストレスを抱えやすい仕事です。
特に療法士は患者さんの機能回復を担う重要な役割を果たしますが、成果がすぐに見えないことも多く、プレッシャーや無力感に苛まれることがあります。
📌 ミスが許されない緊張感
リハビリ現場では、「患者さんが転倒した」「誤ったアプローチで状態が悪化した」といった事態は絶対に避けなければなりません。
このため、常に神経をすり減らしながら働く状況が続きます。
📌 患者さんや家族からのクレーム
患者さん本人や家族から、「なかなか良くならない」「もっとしっかりリハビリしてほしい」といったクレームを受けることも少なくありません。
療法士としては最善を尽くしていても、「自分の対応が悪いのでは?」と自責の念に駆られ、精神的に追い詰められることがあります。
💡 厚生労働省の調査によると
厚労省の「医療従事者のメンタルヘルス実態調査」によると、約3割の医療従事者がストレスを理由に休職を経験しています。
特に精神疾患による休職率は年々増加傾向にあるため、「休職=特別ではない」と意識することが大切です。
1-2. 身体的負担の蓄積


リハビリ業務は身体的な負担も大きい仕事です。
特に介護施設や病院では、患者さんの移乗や歩行介助を行う機会が多く、腰や膝にかかる負担が慢性的に蓄積していきます。
📌 腰痛やヘルニアが多発
厚生労働省の調査では、介護・医療従事者の腰痛発症率は約60%にも及ぶとされています。
移乗や介助を繰り返すうちに、腰や膝に負担がかかりヘルニアや慢性的な腰痛を発症するケースが多く見られます。
📌 不適切なボディメカニクスの習慣化
忙しい現場では、安全な介助法よりも「とにかく急いで動く」ことが優先されがちです。
その結果、腰や膝に負担がかかる姿勢が定着し、慢性的な身体痛に悩まされることが増えます。
📌 補助具未使用による負担増
最近はスライディングボードやリフトといった腰痛予防の補助具が用意されている現場も増えてきました。
しかし、「準備が面倒」「使用時間がない」といった理由で、現場で活用されないことも少なくありません。
その結果、スタッフの身体的負担が増加し、慢性的な疼痛を引き起こす原因となります。
1-3. 長時間労働による疲弊


医療福祉業界は慢性的な人手不足に陥りやすい業界です。
このため、少ない人員で多くの患者さんを対応しなければならず、前残業や昼休み中の業務といった時間外労働が常態化している施設も少なくありません。
📌時間外労働が続くことによる身体的負担
勤務時間が生活を圧迫し休息の時間が減ることで、慢性的に疲労した状態が続くことになります。
時間内に業務が終わらないと動作を急ぎ、無理な体の使い方をしてしまったり思わぬ怪我につながる可能性も考えられます。
📌 燃え尽き症候群に陥りやすい
「やりがいがあるから頑張れる」と思っていても、無理な働き方が続くと心身が限界を迎えます。
結果的に、「やる気が出ない」「出勤できない」といった燃え尽き症候群のような状態に陥るケースも珍しくありません。
1-4. 人間関係の悩み


職場の人間関係も休職につながる大きな要因です。
リハビリの職場では多職種と連携する必要があり、看護師や介護職とのコミュニケーションギャップがストレスになることがあります。
📌 チーム内のトラブル
「自分は療法士として専門的な視点で指導したつもりでも、介護職員からは押し付けと捉えられてしまう」といったケースは珍しくありません。
意見の食い違いから関係性が悪化し、気軽に相談できる相手がいなくなる可能性があります。
📌 上司や同僚との軋轢
療法士同士でも人間関係の悩みは生じる場合があります。
病院や施設ではまだハラスメントに対する対応策が曖昧であることが多く、パワハラやモラハラをしてくる上司がいても迅速な解決が難しいことも。
我慢に我慢を重ねて精神が病んでしまった、という事態は決して珍しいことではありません。
第2章:休職から復職までの実体験
これらの理由から、医療福祉業界で働く療法士は心や体の不調をきたしやすい状況といえます。
私がリハビリ科長として働く職場でも、療法士がうつ病やヘルニアで休職するというケースを立て続けに経験してきました。
今回は2名の療法士が、どのようにして休職から復職することができたのかをご紹介します。
Aさんの場合. うつ病で休職→復職した事例


休職の経緯:責任を一人で背負い込み、精神的に追い詰められた女性療法士
Aさん(40代・女性)はデイサービスで唯一の療法士として勤務していました。
しかし、業務量と人間関係の負担を一人で抱え込み、次第に精神的に追い詰められていきました。
- 利用者の個別リハビリ、計画書作成、記録業務、家族説明を一手に担う
- 他職種との連携もすべて一人で行う環境
- 周囲の職員は男性が多く、気軽に相談できる相手がいなかった
- 日々の業務に追われ、孤独感と責任の重さが蓄積
心身ともに限界に達したAさんは、医師から「うつ病で1ヶ月間の自宅療養が必要」と診断され、診断書を提出して休職を申し出ました。
休職時にAさんは、上司(筆者)に対し「どこに行っても自分はこんなだし、自分にも非があると思う」と涙ながらに発言。
さらに、働きたい場所や一緒に働きたい人の希望すら持てないと語り、未来を考える余裕もないほど追い詰められている状況でした。
復職へのステップ:環境を変えることで再スタートに成功
休職中に、筆者を含む科長・主任で復職に向けた環境調整を検討。
Aさんが再発しないためには、一人職場の負担を解消し、療法士同士で声を掛け合える環境が必要だと判断しました。
✅ 復職に向けた具体的なステップ
- 勤務先を変更し、チームで働ける環境へ異動
- リハビリ職員が複数名いる老健へ異動を提案
→ 同僚と悩みを共有できる体制が整い、精神的負担が軽減
- リハビリ職員が複数名いる老健へ異動を提案
- 女性役職者が近くにいる環境で安心感を確保
- 「男性に声をかけにくい」とのことであったため、女性管理職が在籍する老健を選定
→ 気軽に相談できる存在がいることで、心の安定につながった
- 「男性に声をかけにくい」とのことであったため、女性管理職が在籍する老健を選定
- 復職後も定期的な面談でフォロー
- 復職後も科長と定期的に面談を実施し、経過観察
→「困った時に話せる場がある」と安心感を持って働けるように
- 復職後も科長と定期的に面談を実施し、経過観察
➡️ Aさんは、職場を変えたことで復職に成功!!



今も定期面談を行いながらだけど、穏やかにお仕事されているよ
Bさんの場合. ヘルニアで休職→復職した事例


休職の経緯:腰への負担が限界に達し、ヘルニアを発症
Bさん(40代・女性)は老健で在宅復帰支援に力を入れてくれていた療法士です。
1日10件以上のリハビリに加え、入居者の移乗や歩行介助を頻繁に実施していました。
- 利用者の体位変換や移乗介助が続き、腰に慢性的な負担が蓄積
- ある日、移乗中に腰に激痛が走り、その後も痛みが持続
- 整形外科を受診したところ、腰椎椎間板ヘルニアと診断され休職
休職中に症状は緩和しましたが、「また再発して迷惑をかけるかもしれない」と復職に消極的な姿勢を見せていました。
復職へのステップ:経験を活かした業務で自信を回復
まずBさんと面談を行い、再発リスクを避けながら復職できる環境作りを検討しました。
Bさんは老健での在宅復帰支援に豊富な経験があったため、その知識を活かせる業務を提案。
✅ 復職に向けた具体的なステップ
- 身体的負担が少ない業務からスタート
- 家屋調査や在宅復帰支援の調整業務をメインに担当
→ 他部署と連携しながら家屋改修や福祉用具導入のサポートを行うことで、身体への負担を軽減
- 家屋調査や在宅復帰支援の調整業務をメインに担当
- 経験を活かした助言で貢献感を実感
- 老健経験の浅い職員に対するアドバイス役を担当
→ 自身の経験が現場で役立つことを実感する
- 老健経験の浅い職員に対するアドバイス役を担当
- 徐々にリハビリ業務を再開
- 介助負担が軽い患者から担当し、徐々にリハビリ件数を増加
→ 「ここまでならできる」と少しずつ自信を取り戻すことに成功
- 介助負担が軽い患者から担当し、徐々にリハビリ件数を増加
➡️ Bさんは、業務内容を調整したことで無理なく復職に成功!!



また前向きにお仕事してもらえるようになって、私も嬉しい!!
第3章:復職を成功させるコツと心構え
ここまで、休職から復職に成功した2人の事例をご紹介しました。



こ、こんなにうまくいくかな💦



復職を成功させるためにはいくつかのコツをおさえておくことが大切だよ!!


3-1. 復職前に行うべき準備
① 主治医と職場への相談:現在の体調を正直に伝える
休職から復職する際には、主治医と職場への事前相談が重要です。
復職後に無理なく働くためには、現在の体調やできる業務範囲を正確に伝えることが欠かせません。
✅ 主治医への相談ポイント
- 復職が可能かどうかを医師に確認
- 無理なくできる業務内容や制限事項を明確にする
例)「長時間の立ち仕事は避けた方がいい」など
✅ 職場への相談ポイント
- 事前に面談の機会を設けてもらう
- 自分の現状を率直に伝え、配慮してほしい点を明確に提示
例)「最初は軽めの業務から始めたい」など
復職前に主治医と職場でしっかりと情報共有を行うことで、無理なく復帰しやすい環境を整えられます。
② “労働者には法的な権利がある”と認識する
休職者が復職する際、職場には法律上の配慮義務があります。
これは療法士に限らず、すべての労働者が持つ法的な権利です。
✅ 労働基準法第75条:復職支援の義務
- 休職後の復職支援は法律で義務付けられている
- 職場は「労働者が無理なく復帰できる環境」を整備する必要がある
- 身体的・精神的な配慮が求められる
📌 具体的には、以下のような配慮が期待できます。
- 段階的な業務復帰:最初は軽めの業務から開始し、少しずつ負荷を増やす
- 休憩や労働時間の調整:体調を考慮しながら業務量を調整
- 定期的なフォロー面談:復職後も上司が状況を確認し、必要に応じて業務を調整
職場には復職者を守る義務があるため、必要な配慮を遠慮せず求めることが大切です。
3-2. 復職後のポイント
① 業務量を調整する:最初は負担の少ない業務からスタート
復職直後は「早く以前のように働かなければ」と焦りがちですが、無理は禁物です。
負担の少ない業務からスタートし、徐々にペースを戻していくことが復職成功の鍵となります。
✅ 負担の少ない業務例
- 書類業務や計画書作成から再開
- 介助負担の少ない患者さんから担当する
- 自分の得意な業務で貢献し、自信を取り戻す
📌 ポイント
- 「できる範囲で無理せず進める」ことを意識
- 復帰直後は60〜70%のペースを目安に業務を行う
- 決して「休んだ分を取り戻そう」と無理をしない
徐々にペースを上げることで、再発防止と安定した復職につながります。
② 無理せずペースを守る:「以前のように」と焦らない
復職直後は「早く元通りになりたい」と思いがちですが、焦らないことがポイントです。
一度休職したからこそ、自分のペースで働くことが大切です。
✅ こんな焦りに注意
- 「周りに迷惑をかけたから頑張らないと」と無理をする
- 「早く慣れなければ」と休憩を削ってしまう
📌 意識すべきポイント
- 「少しずつ慣れていけばいい」と自分に言い聞かせる
- 周囲と比べず、自分のペースで業務を進める
- 定期的に休憩を取り、体調を整える
焦らずじっくりとペースを守ることが、安定した復職への近道です。
③ 周囲に相談する習慣をつける
復職後は一人で抱え込まず、周囲に相談する習慣をつけることが重要です。
不安や負担を感じたときは、早めに声を上げることで再発防止につながります。
✅ 具体的な相談方法
- 「今日は少し調子が悪い」の段階で伝える
- 業務が辛いと感じたら上司や同僚に遠慮なく相談する
- 定期的な面談で、自分の状況を率直に話す
📌 こんな考えはNG
- 「迷惑をかけたくないから黙っておこう」と我慢する
- 「まだ大丈夫だろう」と無理を続ける
問題が小さいうちに声をあげ周囲に頼ることで、再発防止につながります。
💡 第3章のポイント
- 復職前は主治医と職場への事前相談で、無理のない業務範囲を共有
- 復職直後は60〜70%のペースで業務を開始し、徐々に負担を増やす
- 焦らず、自分のペースを守りながら無理なく働く
- 周囲への相談を習慣化することで再発を防ぐ
第4章 : それでも復職が難しいときは





教えてもらったコツを守れば復職できるの?



大前提は職場が理解して、働く環境を変えてくれることだよ!
休職するまで体を壊してしまったことには、必ず理由があります。
それはあなたが弱いからではありません。
職場の環境があなたに合わなかったのです。
復職成功させるためには、職場の理解を得て、働く環境を変える必要があります。
第3章のコツを守っても、こんな職場では復職がうまくいかない可能性が高いです。
- 上司が理解してくれない
- 環境を変えようにも異動できる場所がない
- 業務内容の選択肢が少ない



こんな職場なんだけど、どうすればいいの?
4-1. 環境を変えられない職場からは離れた方がいい
復職後も同じ環境で働き続ければ、また同じことを繰り返すことになります。
「せっかく復職したから…」と我慢を重ねると、再発リスクが高まるだけでなく、職場との関係性も悪化しかねません。
環境が改善されない場合は、お互いのために「離れる勇気」を持つことが大切です
✅ 離れた方がいい理由
- 職場も自分も負担が増えていくだけだから
→ 職場は「配慮しなければならない人材」と見なし、遠慮が生まれる
→ 働く側は「申し訳ない」と感じながら無理を重ねる - 結果的に仕事が続かない可能性が高いから
→ 職場は「対応が難しい人」として評価を下げる
→ 働く側は合わない環境で働き続けることで、症状が悪化する



お互い無理をして働くことになるなら、勇気ある撤退を選ぶことも考えてみてね



で、でも休職しちゃった自分なんかが次に働ける職場なんてあるのかな💦
4-2. 自分を責めながらの転職は成功しにくい
「自分なんて…」と思いながら転職活動をすると成功しにくい傾向があります。
自信がないままでは、面接で消極的になったり、条件を妥協しすぎたりしてしまうからです。
✅ 転職成功のカギは「今の自分にできること」に目を向けること
- 「自分はこんなもの」と決めつけない
→ 過去の失敗よりも「今できること」に目を向ける - 「職場のニーズに合うか」を意識する
→ 面接では「過去の経緯」より「今提供できるスキルや貢献」を伝える
大切なのは、職場のニーズと自分の強みが重なるところをアピールすること!


過去にとらわれず、「今できること」で勝負する意識が重要です。
4-3. 転職成功のカギは、第三者の力を借りること
休職後の転職活動には、業界に詳しい転職エージェントの利用が必須です。



必須って断言しちゃうの?



その理由は2つあるよ
- 重要な判断材料である「職場の内情や人間関係」等の情報が得られやすいから
- 自分の強みと弱みを客観的に伝えてもらえるから
休職後の転職において、「職場の内情や人間関係」「業務の身体的負担感」を知っておくことは絶対に必要です。
そしてそれらの情報は、求職情報を見るだけでは残念ながらわかりません。
だからこそ、業界に詳しい転職エージェントを使うことが有利になります。
✅ 転職エージェントを使うメリット
- 職場の内情を知ることができる
→ 求人票ではわからない「離職率」や「人間関係」「業務の身体的負担」を把握 - 希望条件に合う職場を紹介してくれる
→ 身体的負担が軽い、勤務時間に融通が利く職場を提案 - 面接対策や条件交渉をサポート
→ 自分では伝えづらい「業務で配慮してほしいこと」などの交渉も代行
📌 おすすめの転職エージェント:PTOT人材バンク


- PT・OT・ST専門の転職エージェントで、療法士の転職に特化
- 全国対応&無料で利用可能
- 非公開求人も多く取り扱い
- 内部情報や職場の雰囲気も把握しているため、ミスマッチを防げる
- 求人を出していない気になる職場に問い合わせてくれるサービスがある



私もお世話になっているけど、転職を無理に勧められたことは一度もありません!
転職をする側にも、転職を受ける職場側にも真摯に対応してくれる優れたエージェントさんです。
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「今の自分に合う職場」を探すために、転職エージェントを上手に活用しましょう
4-4. 退職を言い出しにくい場合の対応策



休職までさせてもらったのに、「やっぱりダメだったから退職します」なんて言いにくいよ💦



だけどお互いが無理をして仕事を続けても、誰も幸せにならないと思うんだ
「今の職場に申し訳ない」と感じて退職を言い出しにくい場合は、退職代行サービスを利用するのもアリです。
✅ 退職代行サービスを利用するメリット
- 精神的な負担が軽くなる
→ 退職の意思を自分で伝える必要がなく、精神的なストレスを軽減できる - 確実に退職できる
→ 法的に有効な手続きで退職を進めてくれる
休職後の退職の場合は、傷病手当金や休職前の給与についての手続きが必要になる場合があります。
そのため、少し高くなりますが弁護士法人の退職代行サービスをオススメします。
📌 おすすめの退職代行サービス:弁護士法人みやび


運営元 | 弁護士法人みやび |
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料金 | 55000円 回収額の20%(残業代・退職金請求など) ※会社が支払いを拒否し、弁護士が交渉を行った場合のみ |
おすすめポイント | ・弁護士が直接職場とやり取りしてくれる ・損害賠償請求や未払い給与の請求など、幅広い対応が可能 ・理学療法士の退職代行実績あり |



退職代行は千差万別。別記事でも解説していますので、気になる人はぜひ読んでみてくださいね!


退職を言い出しにくい場合は、退職代行の活用も検討しよう
💡 第4章のポイント
- 環境を変えることができないのなら、無理せず離れるべき
- 「自分なんて」と思わず、「今できること」で転職活動を行う
- 転職エージェントを活用して、自分に合った職場を見つける
- 退職を言い出しにくい場合は、弁護士法人の退職代行を検討する
第5章:まとめ|焦らず自分のペースで復職を目指そう
医療・福祉業界で働く療法士にとって、休職は決して珍しいことではありません。
患者さんや利用者さんを支える仕事は、身体的にも精神的にも負担が大きいため、誰にでも起こり得るものです。
この記事では、休職後に復職した2ケースの紹介と、休職から復職までのポイント、それでも解決しない場合に取るべき行動について解説しました。
- 復職前は主治医と職場への事前相談で、無理のない業務範囲を共有
- 復職直後は60〜70%のペースで業務を開始し、徐々に負担を増やす
- 焦らず、自分のペースを守りながら無理なく働く
- 周囲への相談を習慣化することで再発を防ぐ
それでも職場環境を変えることができない、以下のようなケースもあるかと思います。
- 上司が理解してくれない
- 環境を変えようにも異動できる場所がない
- 業務内容の選択肢が少ない
このような場合には、「離れる勇気」を持つことも大切です。
休職後の転職活動には、転職エージェントの協力が必須!
- 重要な判断材料である「職場の内情や人間関係」等の情報が得られやすいから
- 自分の強みと弱みを客観的に伝えてもらえるから



転職が必要かも、と感じたら、まずは登録だけしておくことをオススメするよ
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もし退職を伝えるのもしんどい、言い出しにくいと感じる場合には、退職代行サービスの利用も検討してみてください!
休職は決して失敗ではなく、再び前に進むためのステップです。
復職に向けて焦る必要はありません。自分のペースで少しずつ歩みを進めていきましょう!!



あなたの挑戦を、心から応援しています!
それではまたお会いしましょう!
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