こひつじさんもう療法士として働くのは辛い!
療法士として働く中で、このような悩みを持つ人は意外と多いです。
SNS上でも
「この仕事が向いてなかった」
「療法士として働き続けるのがしんどい」
といった声が多く見られます。
とはいえ、多くの人は 「せっかく時間とお金をかけて取った資格なのにもったいない」 という思いから、歯を食いしばって今の仕事を続けています。
でも、安心してください。
療法士の資格を取得し、臨床経験を積んだあなただからこそ進めるセカンドキャリアが存在します。
セカンドキャリアとは
これまでの経験やスキルを活かしつつ、新たな職業や働き方を模索すること
本記事では、経験を積んだ療法士が選べるセカンドキャリアの戦略と具体的なアクションプランをご紹介します。
- 療法士として働く以外の4つの選択肢
- 4つの選択肢のメリットと成功戦略
- 嫌な仕事を続けると何が起きるか
今は療法士として働くことが楽しい! と感じている人も、選択肢を増やすきっかけにしてくださいね。


- 療養、老健、特養で働くリハビリ職員30名のリハ科長
- 自身も転職活動を行った結果、今の職場を選択
- 採用担当として10名以上を採用
- 40代50代の採用経験多数
- 法人の管理職で初めて、副業申請書を提出したパイオニア
1. 40代からのキャリアチェンジは遅くない!


40代の転職市場の実際
「40代の転職は厳しい」とよく言われますが、40代・50代で転職をする人の数は右肩上がりで増えています。


これまで培ってきた経験はあなたの武器になるため、決して悲観的になる必要はありません。
例えばリーダー経験や指導経験がある療法士であれば、管理職や教育職への転職のチャンスが広がっています。
40代療法士は「これまでの経験をどう活かしていくか」が鍵になります。
セカンドキャリア成功者の実例
実際に40代でキャリアチェンジに成功した療法士もいます。
リハビリ部門の責任者になったAさん
→ 経験を活かして管理職へ転身。収入アップと安定を実現。
専門学校の講師に転職したBさん
→ 臨床経験を活かし、教育職へ。体力的負担を減らしながらやりがいを感じる働き方を実現。
医療機器メーカーに転職したCさん
→ 現場での経験を活かし、医療機器メーカーの開発部署へ。年収アップとリモートで働く自由を獲得。
このように、40代からでも自分に合った働き方を見つけ、新しいキャリアを築くことは可能 です。



私自身、管理職になって年収アップに成功したよ
次の章では、療法士が選べる 具体的なセカンドキャリアの選択肢 について解説していきます。
療法士が選ぶべきセカンドキャリア4選


ここではセカンドキャリアの具体的な選択肢と、成功戦略を紹介します。
結論から言うと、選ぶべきセカンドキャリアは、以下の4つです。



どれも自分には難しそう💦



まずは知るところから、はじめてみよう!
① 管理職になる
「現場で患者さんと接することが苦痛」
そんな人におすすめなのが、管理職になって業務内容をガラッと変える道です。
選択肢
- リハビリ部門の責任者
(リハ科長、施設長、) - 経営側へシフト
(施設運営、マネジメント職)
メリット
- 職場を変えずにキャリアチェンジができる
- 給与アップの可能性が高い
- 40代にこそ需要がある
こんな人におすすめ
- 職場は好きだけど現場業務が嫌いな人
- 指導や管理の経験がある人
- 収入を増やしたい人
成功戦略
- マネジメントの知識を学ぶ
: 数字と人を管理するマネジメントの基本を理解し、管理職としての視点を持つ。 - リーダーシップスキルを磨く
: 後輩育成や委員会活動等で、まずは少人数をまとめる仕事をしてみる。 - 管理職として働ける職場に身を置く
: 今の職場で管理職として働けそうかを考え、難しければ転職を検討する
(職員の数が限られる老健がオススメ)
最初の一歩
仕事術やマネジメントの本を読んでみる
最初の一歩としておすすめの本は、安藤広大著「数値化の鬼」です。
この本では、仕事のあらゆる側面を数値化して、効果的な意思決定と成果につなげることを提唱しています。
これを読んで内容を飲み込める人は、管理職視点が持てる人。
まずは自分が管理職に向いているかどうかを確かめる目的で読むのもアリです。
1プレーヤーとして現場に立ち続ける上でも大切な考え方が詰まった一冊です。
「勉強になった!」という人には、こちらの書籍もオススメ。



療法士でこの視点を持てる人はなかなかいないので、リアルに評価に直結するよ
昇進を本格的に考えたい人には、こちらの記事もおすすめです▼


②教員職を目指す
病院や施設で働くのが肌に合わない、という場合にはこちらの道はいかがでしょう。
選択肢
- 専門学校の非常勤・常勤講師
(理学療法士・作業療法士養成校など) - 研修講師
(企業研修、セミナー講師)
メリット
- 臨床経験を活かせる
- 比較的体力的な負担が少ない
- やりがいを感じやすい
こんな人におすすめ
- 人に教えるのが好きな人
- 教育に興味がある人
- 体力的に現場が厳しくなってきた人
成功戦略
- 講師求人を調査する
: 必要な資格や経験、採用条件を確認する - 指導経験を積む
: 新人教育や勉強会講師などの実績を積む - 厚生労働大臣の指定する講習会を修了する
あまり知られていませんが、実は専門学校の教員は5年以上の実務経験があれば目指せます。
とは言え入職できる職場は限られており、特定の研修を受ける必要もあります。



一人での就職活動はかなり厳しそう💦
最初の一歩
転職エージェントに登録してみる
転職エージェントに登録することで
- 非公開求人を知り、選択肢が広がる
- 必要な経験、スキルを明確にすることができる
といったメリットを得ることができ、効率的に転職活動を進めることが可能となります。



専門学校講師の求人はどこで見れるの?
専門学校講師の求人は、療法士の転職に強いエージェントのところに多く集まっています。
以下の2つのサイトで求人数を調べてみました。
| PTOT人材バンク | リクナビネクスト |
|---|---|
| “専門学校講師”で各療法ごとに検索 【検索求人数】 16件 【有効求人数】 16件 メリット ・「じゃない求人」がなく、探しやすい✨ | “専門学校講師 PT or OT or ST”で検索 【検索求人数】 57件 【有効求人数】 4件 デメリット 検索でヒットした数は多いが、本当の専門学校の講師募集求人は4件だけ💦 |
【リクナビネクスト】では、パッと出る検索求人数は多いものの、中身は施設の職員ということが多かったです。
専門学校講師の席は決して多くはありません。
チャンスが来た時にすぐに飛びつけるよう、まずは「専門学校講師に興味があります」とエージェントに伝えておくことが重要です。
転職エージェントは、登録後、相談・非公開求人の紹介・転職活動サポート全てを無料で行ってくれます。
私自身お世話になっていますが、転職を無理に進められたことは一度もありません。
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登録と相談だけならノーリスクです。
登録後の流れが知りたい、という方は、こちらの記事もぜひご覧くださいね▼


③異業種に転職する
そもそもリハビリの仕事から離れたい!という人にはこちらの選択肢もあります。
選択肢
- 医療・介護コンサルタント
- 福祉用具・医療機器メーカーの営業・開発
- 保険業界(介護保険・医療保険関連の仕事)
メリット
- 新しいスキルを学べる
- ワークライフバランスを改善しやすい
- 40代でも転職しやすい分野がある
こんな人におすすめ
- 新しい環境で働きたい人
- 営業やマネジメントに興味がある人
- 体力的な負担を減らしたい人
成功戦略
- キャリアの棚卸しをする
自分の強みを言語化しておく - 転職エージェントを活用する
異業種転職に強いところがおすすめ - 療法士の知識を活かせる職種を選ぶ
- 転職先の業務内容をリサーチする
実際私の周りでも、療法士の仕事が合わずに異業種に転職した人が2名います。
1人は医療機器メーカーの営業、もう1人はタクシー運転手。
そのうち医療機器メーカーに転職したOTさんは、年収アップにも成功しています。
くり返しになりますが、40代療法士のセカンドキャリアに大切なのは「今ある経験をどう活かしていくか」。
そのためにはまず、自分が何をしてきたのかをきちんと棚卸しすることが大切です。



異業種転職成功の鍵は、自分の強みを活かすこと!



いやいや、そうは言ってもどう動いていいか分からないよ〜
最初の一歩
転職エージェントに登録してみる



また転職エージェント!?



さっきと違うのは、「異業種転職に強い」転職エージェントを選ぶことだよ!
転職エージェントを活用すれば、自分に合った異業種の仕事を効率的に探すことができます。
- 自分に合った求人の提案
- 業界や企業の情報提供
- 採用のために必要なスキルの提案
- 履歴書や職務経歴書の添削、面接対策
- 応募先企業とのやり取りや面接の日程調整
未経験の業界に飛び込む上で、情報収集や面接対策のサポートは欠かせません。
40代療法士の異業種転職でおすすめしたいのはリクルートエージェントです。


リクルートエージェントを選ぶ理由
- 異業種転職に強い
各業界・各業種に精通したキャリアアドバイザーが、求職者の希望やスキルに沿った求人を提案してくれる - 40代からの転職に強い
リクルートエージェントでは40代転職の成功例が多い
PTOT人材バンクは業種が限られる特化型エージェントですが、リクルートエージェントは業界や職種を幅広く取り扱っている総合型のエージェント。
公開・非公開合わせて全国で約70万件の求人があり、自分の強みを活かした道を模索することができます。
良い求人はすぐに埋まってしまう可能性もあるので、興味がある方は早めの行動をオススメします。



まずは自分の強みが異業種で活かせるかどうか、相談してみるところから始めよう!!
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④ ライター・ブロガー・YouTuber
管理職なんてなりたくない!
他業種転職なんて無理!
そんな方におすすめしたいのが、ライター・ブロガー・YouTuberとしての情報発信です。
選択肢
- 医療・リハビリ系のライター
- 専門ブログ・YouTubeでの情報発信
メリット
- 初期投資が少ない
- 好きな時間に働ける
- 収益化できれば大きな自由を得られる
こんな人におすすめ
- 自由な働き方を目指す人
- 書くこと・発信が好きな人
- コツコツ継続できる人
成功戦略
- 発信テーマを決める
誰に何を伝える発信か - SNS・ブログを活用する
集客・ブランディングを意識 - 収益化の仕組みを作る
広告・アフィリエイト・ウェブライターへの転身など - 継続するための戦略を立てる
最初は収益が出なくても続ける
ライターでもブロガーでも、大切なのは 「何について発信するか?」 を明確にすること。
▶ 療法士向けに発信する場合
- 「転職・キャリアアップ」の情報発信
- 「リハビリ技術・臨床スキル」を発信
- 「働き方・マネジメント」について発信
▶ 患者向けに発信する場合
- 「リハビリのコツ・注意点」の情報提供
- 「自宅でできるエクササイズ・ケア方法」
- 「痛みや病気との向き合い方」
→ ポイントは、自分の経験や強みを活かせるテーマを選ぶこと!



情報発信するだけで仕事になるの?



情報発信することでだれかの役には立つし、収益を得る方法もいくつかあるよ
- ライター
→ クラウドソーシング・企業からの依頼で執筆報酬を得る - ブロガー
→ Googleアドセンス・アフィリエイト - YouTuber
→ YouTube広告・企業案件
どれも収益化までに時間がかかるため、最初は「副業」から始めるのがおすすめ!
最初の半年〜1年は収益がほぼゼロの可能性もありますが、 コツコツ続けることで結果が出せる世界 です。
- 完璧を求めず、まずは発信を始める!
- まずは「役立つ情報を届けること」に集中!
- 発信の軸をブレさせない!(テーマをコロコロ変えない)
実際に、 「最初の1年は収益ゼロだったけど、2年目から月収10万円を超えた!」 という人もいます。



夢はあるね!



私も情報発信を楽しみながらコツコツ取り組んでいるよ✨
最初の一歩
アフェリエイトの本を読んでみる
知識を整理しながらインプットするには、ネットよりも書籍が適しています。
最近は「稼ぐ方法教えます」と言って高額な商材を売りつけてくる人も多いので、右も左も分からない状態でネットで情報を集めるのは危険です。
(私自身、高額商材に100万支払ってとんずらされたという苦い過去があります)
私のおすすめ書籍は、最高158万PV/月の人気ブロガーのヒトデさんが書かれた「ゆる副業」のはじめかた アフィリエイトブログです。
- イラストが多く、直感的にポイントを理解できる
- ブログを始める手順が丁寧に説明されていて、心が折れにくい
- 最終的に高額商材に誘導、ということがない(←結構重要)
以上の点から、初心者さんにおすすめできる書籍となっています。
「嫌な仕事を続ける」デメリット





それでも行動するのは怖い💦
そう感じる方は多いと思います。
ですが、嫌な仕事を続けることは、人生の損失です。
- 精神的な影響
- キャリアの停滞
- 健康への悪影響
- 経済的な損失
順番に解説していきますね。
精神的に悪い影響が出る
嫌な仕事を続けていると、毎日が「我慢」の連続になります。
- 出勤前から憂うつになる
- 仕事中にミスが増える
- 上司や同僚との関係にストレスを感じる
こうした状態が続くと、仕事のモチベーションがどんどん低下し、「自分には価値がないのでは?」と自己否定してしまうことも。
「嫌だけど、続けなければならない」という気持ちが、心の余裕を奪い、プライベートの時間にまで影響を及ぼします。
キャリアが停滞し、成長の機会を失う
嫌な仕事を続けていると、学びや成長の意欲が薄れ、スキルアップのチャンスを逃してしまう 可能性があります。
- 新しいことに挑戦しなくなる
- 職場の環境を変える力がなくなる
- 市場価値が下がる
特に40代は、キャリアの「分岐点」となる時期。
このまま続けて「5年後・10年後に後悔しないか?」と考えてみることが大切です。
健康への悪影響:心身ともに疲弊する
ストレスの多い職場環境にいると、自律神経が乱れ、体調不良を引き起こしやすくなります。
- 疲れが取れない・常にだるい
- 寝つきが悪く、夜中に目が覚める
- 胃の調子が悪くなる・頭痛が増える
最初は「ちょっと疲れてるだけ」と思っていても、無理を続けると「うつ」や「適応障害」などのメンタル不調に発展することも。
「仕事のストレスで体を壊してしまった…」となっては、本末転倒ですよね。



大切な自分の体を、仕事のために壊してしまってはもったいない!
経済的な損失:チャンスを逃す
「この仕事を続けても給料が上がらない」
「将来が不安…」
そう思いながらも、何も行動しないままでいると、結果的に 経済的な損失 につながります。
- 給料が頭打ちとなり、昇給しなくなる
- スキルがないと減給となる可能性がある
- 時間を無駄にしてしまう
今、病院や介護法人の経営は決して安定したものではありません。
医療介護業界で「倒産」というニュースが多く見られていますよね。
そんな時代ですので、意欲のない状態で働く職員の待遇はますます悪くなっていく可能性があります。
転職市場では、40代前半と40代後半では、求人数や条件が変わることがあります。
同じスキル・経験を持っていても、1年でも早く動いた方が「転職しやすい」「良い条件を得やすい」 というのは事実です。
「もう少し経験を積んでから…」と迷っているうちに、本当に動くべきタイミングを逃してしまうこともありますよ。
まとめ
療法士としての仕事が辛いと感じることは、決して悪ではありません。
「せっかく取った資格だから」と無理に続けるのではなく、これまでの経験を活かしながら新しいキャリアを築く道を模索するしてみてください。
本記事では、療法士が選べる4つのセカンドキャリアとその成功戦略を紹介しました。
大切なのは、「無理に続ける」か「辞める」かの二択ではなく、自分に合ったキャリアの可能性を知り、一歩を踏み出すことです。
「気になる選択肢があった」「少しでも挑戦してみたい」と感じた方は、まず小さな一歩から始めみましょう!
最初の一歩としてできること
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あなたの新しいキャリアの一歩を、ぜひ踏み出してみてください!



あなたの挑戦を、心から応援しています!
それではまたお会いしましょう!










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