「転職はしたいけど失敗が怖い…」
「やるなら絶対に成功させたい!!」
転職を考えるうえで、誰もが抱える想いですよね。
仕事をしながらの転職活動はただでさえ腰が重いもの。「せっかく動くなら失敗したくない」という気持ちを持つのは自然なことです。

私も転職活動を始めた時は同じ気持ちでした!
そんな悩みを解決するべく、今回は転職活動を成功させるためのロードマップを3つのステップでまとめました。


この記事を読めば、転職活動成功への道を迷わず進むことができるようになりますよ。
- 療養、老健、特養で働くリハビリ職員30名のリハ科長
- 自身も転職活動を行った結果、今の職場を選択
- 採用担当として10名以上を採用
- 40代50代の採用経験多数
それではさっそく見ていきましょう!!
ステップ 1 : 転職サイトに登録する





いきなり宣伝 ?
そう思われるのも無理はないくらい、今多くの記事で転職エージェントや転職サイトへの登録が勧められていますよね。実際、転職サイトや転職エージェントでは「これが無料!?」と驚くほど細やかなサポートを受けることができ、転職成功率を爆上げすることが可能になります。



私の職場に転職して来られた方の90%が、転職エージェントや転職サイトを利用して採用されているよ
転職サイトと転職エージェント、どちらを選ぶ?
一言に「転職サイトに登録」とは言え調べ始めると、ジョブメドレーのように登録して自分で転職活動を進めるいわゆる”転職サイト“と、登録したらエージェントから連絡が来てサポートをしてくれる”転職エージェント“の2種類あることがわかります。
転職エージェントと転職サイトの違いはこちらです。
転職エージェント | 転職サイト | |
---|---|---|
サービス内容 | 専任アドバイザーが求人紹介や 転職サポートを提供する | 自分で求人を検索し、 応募できる |
こんな人に おすすめ | 誰かに伴走してもらいたい人 | 自分のペースで進めたい人 |
サポートの有無 | 手厚いサポート | 書類添削や面接対策など基本的に自己完結型 |
求人の量 | 厳選した求人を紹介 | にアクセスできる | 幅広い業種・職種の求人
求人の質 | 排除する体制がある | ブラック企業を紛れている可能性あり | ブラック企業が
応募の手間 | 代行してくれる | 企業とのやり取りを自分で企業に直接応募 |
転職成功率 | 成功率が高い | 専門的アドバイスがあり自分のリサーチ力に依存 |
対応のスピード | 管理し、迅速対応 | エージェントが進捗を自分のペースで活動可能 |
こう見ると転職エージェントが優れているように見えますが、一方で



転職エージェントの定期的な連絡って、プレッシャー…
そう感じる方もいますよね。



それぞれのメリットを理解した上で、どちらが自分に合うか考えてみてね
転職サイトのメリット
まずジョブメドレーやコメディカルドットコムといった、いわゆる転職サイトについてです。
会員登録しなくても求人情報を検索することは可能ですが、登録することで下記のようなサービスを使えるようになります。
- 希望に合った求人情報を届けてくれる
- スカウトを受けることができる
- 気になる求人情報を保存しておくことができる
- スカウトや応募忘れ防止のリマインドを受け取ることができる
- 履歴書と職務経歴書を簡単に作成することができる



登録すれば全部無料で使えるんだ!



誰かに誘導されることもないので、自分のペースで進めたい人には特におすすめ!
- 自分のペースで進めたい人
いつでもどこでも求人を検索でき、自分の都合に合わせて応募や面接のスケジュールを組むことができます。 - 自分で選びたい人
求人情報をじっくり比較して、自分の条件に合う職場を選ぶことができます。
転職サイトが気になる、という人にはこちらの記事もおすすめです。


求人数最多のジョブメドレーの他にも、マッチングチャート機能が利用できるコメディカルドットコムや、適正診断ができるグッピーといった個性豊かな転職サイトが多数存在します。
複数サイトに会員登録して、気になるサービスだけ利用するのもOK。
ただしスカウトが重複する場合があるため、スカウトサービスを使うのは1つのサイトに絞りましょう。
転職エージェントのメリット
続いて転職エージェントのご紹介です。
転職エージェントに会員登録をすると担当者が一人つき、下記のようなサービスを提供してくれます。
- 自分に合った求人を探してくれる
- 業界や企業の情報を提供してくれる(非公開求人含む)
- 履歴書や職務経歴書の添削、面接対策をしてくれる
- 応募先企業とのやり取りや面接の日程調整をしてくれる



担当者がつくなんて緊張する〜



私も最初はドキドキしたけど、実際に使ってみたらメリットがたくさんあったよ!!


- 自分の客観的な市場価値を知りたい人
自分の経験やスキルが業界内でどのように評価されるのか、プロの視点から教えてもらうことができます。 - 伴走してもらいながら進めたい人
エージェントが求人の提案や面接調整、履歴書の添削などを手厚くサポートしてくれるので、初めての転職でも安心です。
転職エージェントも数多く存在しますが、私のオススメはこちらの4つです。
PTOT人材バンク | PTOTSTワーカー | マイナビ コメディカル | レバウェルリハビリ | |
---|---|---|---|---|
求人数 | 全国に約40000件 | 全国に62000件 | 45000件以上 | 約33000件 |
キャリアパートナーの専門性 | リハ専門職に特化 | アドバイザー在籍 | リハビリ専門のアドバイザーが在籍 | 業界専門のリハビリ専門の コンサルタント在籍 |
福祉分野の求人 | 運営元が同じ | 介護ジョブと求人あり | 幅広い分野のとの繋がりあり | マイナビ介護求人あり | 幅広い分野の
求職者情報の質 | 秀逸 | 多い | 情報量が不足感はなし | 必要最低限、不足感はなし | 必要最低限、
PTOTSTワーカー | マイナビコメディカル | レバウェルリハビリ |
転職エージェントは転職サイトと違い、複数登録するとその分やり取りの時間が取られてしまいます。自分の住んでいる地域や求めるサービスに応じて、最適なエージェントを選ぶようにして下さいね。
それぞれのエージェントについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。


\ 私が実際に使った/
▲ 60秒で簡単登録 ▲
おすすめはどちらも活用する”二刀流”
ここまで転職サイトと転職エージェントのメリットを説明してきましたが、自分に合ったサービスは選べそうですか?



どっちかなんて選べないよ〜



そう感じる人、特に転職初心者さんには二刀流がオススメだよ!
実行の手順はこちらの通り。


①まず転職エージェントに登録する
最初に転職エージェントに登録する目的は2つ。
- 客観的に見た自分の強みと市場価値を明確にする
転職サイトを使用し一人で転職活動を進める場合、転職先にアピールできる自分の強みを自分で見つけなければなりません。
「他の療法士も当たり前にやっている」業務を自分の強みとしてアピールする残念な事態とならないよう、最初は自分の経歴や仕事内容を第三者に客観的に評価してもらうことをお勧めします。 - 質の良い求人情報を確認する
転職サイトで紹介する求人の中には、募集が終了している”おとり求人”が含まれている場合があります。
また覚えておきたいのは、求人サイトは企業が求人を掲載する際に料金を支払うシステムで、採用人数に関わらず一定の料金であるということ。そのため、求人サイトには離職率が高く人手不足に悩むブラック企業も掲載されやすい環境にあります。
一方転職エージェントは企業との直接的コンタクトを取り詳細な情報を得ているため、ブラック企業を排除しやすい立場にあります。「非公開求人」も数多く取り扱っていますので、転職エージェントに登録し質の良い求人情報を確認できるようにしておきましょう。
②転職サイトに登録しておく
①で転職エージェントに登録し、「担当者さんとストレスなくやり取りできている!」という方は無理に転職サイトを利用する必要はありません。



担当者さんからの連絡がプレッシャー…
そう感じる方は、ここで転職サイトに登録しておきましょう。
会員登録自体は簡単にできますし、そこから自分のペースで情報を集めたり企業と直接やり取りすることができるため、ストレスを感じにくい点が転職サイトの魅力です。
また採用側としても、
- 直接やりとりできるから相手のビジネススキルが分かる
- 手数料の負担が少ない
というメリットがあり、転職サイトから応募された方の方が採用が進みやすい場合もあります。
③エージェントとサイトを状況に応じて使い分ける
最初はエージェントのアドバイスを活用して自己分析を深め、その後は転職サイトでマイペースに進めるなど、状況に応じて美味しいとこ取りできる点が二刀流の最大のメリットです。



両方使ってみたからこそ自分に合ったサービスが分かる、という場合もあるよ!
- 転職エージェントはしつこくないの?
-
最初のヒアリングだけは、電話でかなり詳しい状況を聞かれるので驚くかもしれません。これは転職を無理に薦めようとしているわけではなく、あなたの経歴を知り、強みを見つけ、最適な職場を提案するために必要な行程です。
それ以降の連絡はメールやLINEで可能ですし、「今は情報収集だけしたい」と素直に伝えれば無理に転職を勧めてくることはありません。
万が一、無理に勧めてくる担当さんにあたってしまった場合は、別の担当さんに変更してもらうことも可能です。(担当さんとの相性はとても大切!!)
- 転職サイトでは担当者はつかないの?
-
転職エージェントのように、手取り足取り伴走してくれるような担当者さんはいません。
しかし完全に一人で進めなくてはいけないというわけではなく、会員登録するとすぐに「利用方法などで不明点がある場合はサポートします」とSMS等でメッセージが届きます。
サイトの使用方法や法人とやり取りする際の不安点があれば、質問して解決することも可能です。
- 転職サイトでブラック企業を見分ける方法は?
-
以下のような求人情報には注意が必要です。
- 長期間にわたって求人が出続けている
- 給与の幅が極端に広い
- 仕事内容が具体的に書かれていない
一番簡単な方法は、転職エージェントの担当さんに「この職場ってどんな職場ですか?」と聞いてみること。地域に熟知した担当さんであれば、その職場から転職した人&その職場に転職した人のリアルな口コミ情報を聞ける可能性は高いですよ。
悩む前にまずは行動!
登録自体は簡単にできますので、ぜひ今からここから、行動をはじめてくださいね。
▶︎ あなたにぴったりの求人を見つけるなら
おすすめ転職エージェントはこちら
ステップ 2 : 職場を選ぶ


転職サイトに登録して求人情報を集めることができたら、次はその中から自分にとって最適な職場を選んでいきましょう。
40代以上の療法士向け | 職場選びフローチャート
一言に療法士の職場といっても、病院もあれば老健、特養、訪問リハ、整形外科、小児分野と選択肢は幅広いもの。せっかく転職するのであれば、今の自分に最適な分野を選びたいですよね。
以下の特徴を持つ40代以降は、特に慎重に職場を選ぶ必要があります。
- 体力の低下が気になる
- 子育てや介護など、プライベートの優先度が高い
- 子供の大学費用や老後の出費に備え、高収入が必要



こんな自分に向いている職場なんてあるの!?
そんな迷える40代療法士さんのために、フローチャートをご用意しました。





私のおすすめは特養、老健、訪問リハビリだよ
それぞれの職場について詳しく解説した記事はこちらになります。


40代の転職に、急性期と回復期はオススメしません。
- 心身ともに負担が大きい
- 若手職員の指導を求められる
- 昇進がしにくい
詳しく解説した記事はこちら▼
私のイチオシ職場はこちらの記事で紹介しています▼







気になる記事から読んでみよう〜
もちろん、自分はここで働きたいんだ ! という強い思い入れのある分野があれば、そちらに進むのが第一選択ですよ。
積極的に職場を見学する
さて、進みたい職場のジャンルが決まったら、次はいよいよ行動です。



いよいよ応募して面接…!



その前に、すごく大切な職場見学を忘れないで!
- 施設の設備や職員の表情を直接確認できる
- 面接よりもリラックスした雰囲気で質問することができる
- 面接では聞きにくい休暇や給料について質問できる
- 見学で見たことをもとに、志望動機を膨らませることができる
面接は職場があなたを選ぶ場ですが、見学はあなたが職場を選ぶ立場です。
一度きりの見学の機会をフル活用することで、納得のいく職場選びができるようになります。
見学で絶対に確認しておくべき質問は以下の5つ。
質問① 実際の出勤・退勤時間
質問② 年休の取得率
質問③ 急な休みへのフォロー体制
質問④ 昇給率・ボーナスの変動率
質問⑤ 職員の年齢層・研修の頻度
詳しくはこちらの記事で説明しています。



職場見学の前に必ず読んでいってくださいね!


ステップ 3 : 希望の職場に採用される


リサーチして、見学して、「ここだ!」という職場を選ぶことができたら、あとはその職場に選んでもらうだけです。



「だけ」って言ってもそれが大変なんだよ〜!!
希望の職場に選ばれるために必要なことは、以下の3つのステップを踏むことです。
- 職場について徹底的に調べる
- 自分の強みを理解する
- 職場のニーズと自分の強みが重なるところをアピールする
職場について徹底的に調べる
転職を成功させるには、応募する職場が何に力を入れて経営しているのか、どんな人材を求めているかをできる限り把握することが大切です。具体的な方法は下記の通り。
- 公式サイトを確認
企業理念、事業内容、スタッフ紹介などを確認し、職場の雰囲気や方針を掴みましょう。 - 口コミサイトを活用
職場のリアルな評判を知るために、社員や元社員の口コミ情報を調べます。ただし、個人の意見なので鵜呑みにしないことも大切。 - 見学を申し込む
実際に足を運んで職場を見学することで、施設の雰囲気や働くスタッフの様子を直に感じることができます。どんな人材を求めているのか、直接質問することができれば確実です。 - 転職エージェントに聞く
転職エージェントには、職場を退職した人や最近入職した人、採用されなかった人のリアルな声が集まります。登録している方はぜひ担当さんに聞いてみましょう。
自分の強みを理解する
採用されるためには、自分のスキルや経験を正確に把握し、それが希望の職場でどのように活かせるか言葉にしておく必要があります。
- これまでの経験を振り返る
特に成果を上げた仕事や、課題を解決したエピソードをピックアップします。 - 得意分野を明確にする
例えば「急性期で培った評価スキル」や「高齢者と接するコミュニケーション能力」など、具体的な強みを挙げます。 - ソフトスキルも忘れずに
協調性、リーダーシップ、柔軟性など、職場で求められる性格的な特徴もアピールポイントになります。家族や友人に「自分ってどんな人?」と聞くことで分かる場合もあります。 - 転職エージェントに聞く
自分一人で考えていると、独りよがりだったり的外れな結論を出してしまう恐れがあります。第三者の目線で見てはじめて見える強みもあるので、ぜひ活用しましょう。
職場のニーズと自分の強みが重なるところをアピールする


ここまで来たらあと一息 !
職場が求めるスキルと自分の強みが重なるところを明確にし、それを採用担当者に効果的に伝えることで採用率は大幅にあがります。
- 職場の課題を解決する提案
自分のスキルや経験が、職場にとってどのように役立つかを具体的に述べましょう。
例: 「これまで老健で多職種との連携を強化し、リハビリ効率を上げた経験を、貴施設でも活かしたいです。」 - 自分が職場にどう貢献できるかを示す
単に「働きたい」ではなく、「この職場でこのように貢献したい」と具体的にアピールします。



ここのハードル高すぎない?



アピールすべき場面は2回!
具体的なやり方についての解説記事もあるから参考にしてね
場面 1 | 職務経歴書
まずは応募書類でアピールします。中でも職務経歴書は、採用担当者が穴を開けるほど読み込む重要な書類。
ぜひ腰を据えて作成にあたってくださいね。
作成する上でのポイントでのポイントはこちら。
- 応募先で役に立つ経験やスキルを具体的に記載されている
- 成果やプロセスが詳細で、イメージしやすい
- 実績を数字で表し、具体的な成果を明示されている
詳しくはこちらの記事で解説しています。


場面 2 | 面接
次はいよいよ面接での直接アピールです。



き、緊張してて、うまくアピールなんてできるかな…



まずはこの5つの行動を意識してね
- 時間に余裕を持って行動する
- 面接官全員に目線を配る
- 笑顔を見せる
- 自分らしさを適度に出す
- 最後にお礼と意欲を伝える
↓↓こちらの記事では私の職場で実際に使われている質問とその回答例を紹介しています↓↓





め、面接まで終わればあとは結果を待つだけ…!



あなたがどうしてもその職場に採用されたいなら、面接のあとにお礼状を送るのがおすすめだよ


- 採用担当者に強い印象を与えられる
- 職場と良好な関係が築ける
- 採用の確率が上がる
採用される確率を極限まで高めたい方は、ぜひお礼状にもチャレンジしてくださいね!
まとめ | ロードマップを活用して転職を成功させよう!!
今回は転職活動を成功させるためのロードマップを3つのステップでまとめました。
今回紹介したステップは以下の通りです。


最後に、転職活動の成功とは何かをお伝えします。
転職活動の「成功」 | 転職活動の「失敗」 |
---|---|
希望に合った職場の内定をもらうことができる 転職したあとも納得して働くことができる 他と比較した結果、現職場を改めて選ぶことができる | 希望通りだと思っていたのに、働いてみたら違った 転職した後で、現職場の方が良かったと感じる | 希望に合わない職場で働くことになる



あれ、転職しなくても成功なの?



私は内定までもらってけっきょく転職しなかったけど、「転職活動をして良かった」と感じているよ
- 他と比較したことで、現職の良さを実感することができる
- 自分の市場価値を理解した上で、納得感を持って働くことができる
- 「転職しなくてもいい」という安心感を得ることができる
転職活動の目的は、自分が心から納得できる職場で働くこと。
それが達成できたのであれば、転職しなくてもそれは成功です。
あなたが今、転職活動をしようと考えているのは素晴らしいことです。
道に迷った時は何度でもこの記事に戻って、読み返してもらえたら嬉しいです。



あなたの転職活動の成功を、心から願っています!
ここまでお読みくださりありがとうございました。
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それではまたお会いしましょう!!
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